ファンクションキーの使い方、Windows日本語変換編

先日、Surfaceとタイプカバーキーを利用しているお客様から質問がありました。

「ファンクションキーを標準で利用したい」

そう、タイプカバーキーは標準では機能が割り付けられています。

しかし、ファンクションキーになじんだ人たちはファンクションキーとして利用したいわけです。

 

「Fn」キーを押しながら「Caps英数」を押せば固定されます。

 

使いやすくなったと喜ばれたのですが、

となりの若者が信じられないことを言いました。

 

「ファンクションキーって何につかうんですか??」

 

ええっ!!!!!

Windows使っていてファンクションキー使わないの!?

こっちの方がびっくりしてしまいました。

 

なので、簡単に説明しました。

説明の中で、機能よりも日本語変換にびっくりしていたので書いておきます。

なお、Windowsの日本語IMEでの機能での説明です。

 

F6キー ひらがな変換

 ほかの文字に変換した後にひらがなに戻したいときなど。

 複数回押すことで、頭からカタカナになります。

F7キー 全角カタカナ変換

 全角カタカナに変換します。

 複数回押すことで、尻からひらがなになります。

 ドラえもんなど簡単に変換できます。

F8キー 半角カタカナ変換

 半角カタカナに変換します。

 複数回押すことで、尻からひらがなになります。

 なおひらがなに半角はないので全角になります。

F9キー 全角アルファベット

 全角アルファベットに変換します。

 複数回押すことで、大文字小文字を変更します。

 abc > ABC > Abc

F10キー 半角アルファベット

 半角アルファベットに変換します。

 複数回押すことで、大文字小文字を変更します。

 abc > ABC > Abc

 

そういえば、何回も変換してカタカナ出している人とか、

日本語のままアルファベットを入力してしまい、消してから打ち直す人とかいるなあ。

 

なぜ、F5 からF10なのかというのは、本当のところはわかりませんが、

NECの98シリーズがファンクションキーが5個ずつ分かれていて、

その真ん中のファンクションキーに変換が割り当てられたからだと思います。

 

バックスペースをたくさん押してしまわなくてすむようにしたいですね。

 

 

 

 

本日のPCトラブル:添付ファイルからウイルスに感染した模様、ファイルが開かない(Windows7 )

海外に本社がある会社なのですが、

本社からのメールに添付されていたファイルを実行したところ、

デスクトップのファイルなどが開かなくなった、

メールは開くことができるし、添付ファイルも開けるとの事。

訪問して確認したところ、ファイルもたくさん追加されている。

まだ、駆除されていない状況と判断して、

スタートアップ、レジストリ、タスクなどの自動起動をチェックし、

復元を行い感染前に戻しました。

復元後に不要なレジストリの削除などを行ったうえで、

ファイルの確認を行いました。

1つのフォルダに4つのファイルが増やされており、

その中身は、TXT、JPG、URL、HTMLのファイル。

開いてみると、身代金の要求画面でした。

そう、ランサムウェアにかかってしまったのでした。

ファイルは暗号化されるために開くことができません。

 

後から見つけたのですが、このサイトと同じです。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/virus-ransomware-cryptowall.htm

 

本来であれば、メールもやられるのではと思ったのですが、

メールソフトがThunderbirdだったので助かったみたいです。

 

メールを見せてもらったのですが、

本社のAdministratorから、社外秘(英語)のメールが来ており、

ZIPファイルが添付してありました。

架空の日本のアドレスに送信してあったので、

もしかして、全員に行ってる!?

ということで、他の人に聞いたところ、

「削除しました。」

「また、社長が全員に開けないように」

とのメールを出したとこことです。

 

駆除の確認をした後で、TXT、JPG、URL、HTMLのファイルを

検索したところ、800以上のファイルがありました、

200以上のファイルを暗号化されたようです。

 

あれ、ネットワークドライブがあるぞ、まさか。。。

やられました、検索したところ1600以上のファイルを発見、

400以上のファイルがやられてしまいました。。。

 

厄介なことですが、ファイルを修復すことができません。

一部のランサムウェアでは、ファイルの復元を利用すれば良かったり、

以下のページで修復できる場合もあります。

https://www.decryptcryptolocker.com/

 

今回はバックアップなどから復元することになりました。

最新の部分などは復元できない場合もありますので、

バックアップ方法なども、改善することになりました。

 

ウイルス感染しないようにすることも大事ですし、

バックアップの大切さも身に染みました。

 

 

本日のPCトラブル:パスワード入力後に黒い画面でマウスポインタが表示されたまま起動しない(Windows7 )

週初めの朝から電話あり。

Windows7が起動しないとのこと。

電源入れて、パスワードを入力した後に、画面が黒くなり、

マウスポインタが表示されている状態から先に進まないとの事。

マウスポインタは動く、メニューは何も出ない。

セーフモードも試したが、同じ場所で止まってしまうとのこと。

現場で修復することにしました。

 

現象を確認、お客様がいっていたとおりでありました。

こんな時に確認することとしては

・電源コードを抜いてみる、ノートの場合はバッテリーも外す。

・ついているケーブルはできる限り外す(電源、マウス、キーボード、モニタのみにする)

だいだい、こんなんで直る場合があります。

今回はこれで直らず。

 

マウスが動いていた状態なので、タスクマネージャーなどが動作するか確認。

今回はタスクマネージャーは動作していたので、そこから修復開始です。

 

タスクマネージャーを起動し「新しいタスクの実行」をくりっくします。

「cmd」と入力しOKボタンまたはENTERキーを押します。

コマンドプロンプトが起動しますので、ここから修正します。

 

今回は「msconfig」を起動し、スタートアップをすべてオフにしてみました。

これは駄目でした。

 

次は復元をすることにしました。

コマンドプロンプトで「rstrui」と入力しOKボタンまたはENTERキーを押します。

復元ポイントを選択して戻したところ修復できました。

 

以外にも苦しんでいる人がいるみたいなので記載しておきます。